テスト管理は、テスト仕様書作成、自動テスト、と連携して、自動テストや手動テストによるテストケース作成やテスト実施について、予定、状況、結果を管理する機能を提供します。

1. テスト管理の主な機能

  1. テストケースの作成予定、作成状況、承認状況を管理します。
  2. テストの実施予定、テスト実施状況、テスト結果承認状況を管理します。
  3. 障害の発生、連絡、対応状況、対応結果を管理します。
  4. テスト作業の管理機能として、テストケース作成、テスト実施、障害の発生・収束に関する時系列の一覧表＆・グラフを作成できます。

2. テスト管理のメリット

  1. テストケースの作成予定、作成状況、承認（1次～3次）の状況を把握できます。
  2. テストの実施予定、テスト実施状況、承認（1次～3次）の状況を把握できます。
  3. 障害の発生、対応状況、収束について関係者へ連絡できます。
  4. 上記について一覧表・グラフ出力によって正確に進捗状況を把握でき、PM会議にて活用され、課題、リカバリー計画、などが適切に協議でき、改善できます。

3. テスト管理の画面

3-1. テスト管理メイン

※プロジェクト別に、テスト工程、テスト種別、チーム、テスト定義（システム）を管理します。

3-2. テストケース登録_テストケース登録

※テスト定義（システム）、機能、機能詳細、グループ（操作フロー別）別に、ツリー形式（左側）で
　テストケースを登録します。「CTS：テスト仕様書作成」からテストケースを取込むこともできます。
　テストケースでは、基本情報、他（画面右側）を登録します。

3-3. テストケース登録_作業実績登録

※テストケースの作成予定、作成状況、テスト実施予定、テスト実施状況を登録します。
　証跡や障害証跡は、証跡機能によって自動テストで作成された証跡などが自動取込されます。

3-4. テストケース登録_証跡編集

※証跡編集では、自動テストから取り込んだ証跡に対してテスト実施結果のコメントを入力し、
　検証担当者の承認を得ます。
　証跡に、①図形追加、②図形編集、③図形内の文字登録、④図形移動、などの機能があります。

3-5. 障害票登録

※障害票の、①起票、②発生、③原因、④影響調査、⑤対応、⑥修正資料、⑦完了承認　の情報を
　登録します。
　障害証跡は、「障害証跡機能」によって自動テストで作成された障害証跡を自動取込します。
　自動取込された障害証跡に障害状況説明コメントを登録する機能を提供します。

4. その他機能

  1. 「MTS：テスト管理」と「CTS：テスト仕様書作成」の双方に登録されたテスト定義、機能、機能詳細、グループの構成について整合性をチェックします。
  2. 一覧表＆グラフ：テストケースのケース作成とテスト実施について、期間を指定して作業予定と実績を一覧表＆グラフに出力します。障害票の発生と収束について、期間を設定して作業実績を一覧表＆グラフに出力します。
  3. 手操作証跡アップロード：手操作で取得した証跡を「MTS：テスト管理」に取り込みます。
  4. その他各種管理機能を提供しています。