「TST:自動テスト実行」は、「TAD:テスト情報登録」で自動生成した自動テスト用スクリプトを読み込んで自動テストを実行し、実行結果として、Log、スクリーンショット(証跡、障害証跡)などを取得します。自動テスト実行機能は、マルチブラウザ(IE、Edge、Chrome、FireFox)対応になっています。また、実行結果は「MTS:テスト管理」に連携して画面上から各テストケースの証跡や障害証跡を参照でき、全てのテストケースのテスト実施状況を確認することができます。

1. 自動テスト実行

自動テスト実行の手順は以下の通りです。

  1. スクリプト選択:クライアントにダウンロードされたスクリプトを一覧から選択します。
  2. 実行前チェック:自動テストを実行するための条件が整っているかチェックします。
  3. 実行条件の設定:自動テストを実行する条件を必要に応じて設定します。
  4. 自動テストの実行:選択したスクリプトを読んで自動テストを実行します。

1-1. 自動テスト実行

※ステップにしたがって上から下へ順に操作を進める「分かり易い操作性」になっています。

2. 自動テストの実行結果

自動テスト実行の結果として次の情報を提供します。

  1. 自動テスト結果表示画面:自動テストの結果を表示する画面です。
  2. 自動テスト結果一覧:自動テスト結果の一覧であり、不具合が発生したスクリプトを一覧から容易に把握できます。
  3. LOG:自動テストを実行したLOGであり、スクリプトの各ステップの実行結果を確認できます。
  4. AP機能処理時間チェック:APの各機能の処理時間を表示し指定時間以上掛かっている機能は「■」表示します。
  5. スクリーンショット:画面操作時の連続的なスクリーンショットです。処理結果の画面を整理する作業が不要になります。

2-1. 自動テスト結果表示画面

2-2. 自動テスト結果一覧

2-3. AP機能処理時間チェック

2-4. スクリーンショット

※アプリケーション画面が表示画面に収まらない場合は、複数画面に分割して表示されます。