CTSにはどんな機能がありますか?
テスト項目、テストケース、テストシナリオを登録する機能をもっています。

  1. テスト項目: テストすべき項目を上げます。
  2. テストケース: テスト項目をテストするためにテストケースを作成し、効率的にテスト項目をテストできるようにテストケースを作成します。全てのテスト項目はテストケースに網羅されます。テストケース作成後にテストケースからテストシナリオを生成します。
  3. テストシナリオ: 作成したテストケースに対して、具体的な操作、使用データを組み込んだものとしてテストシナリオ(テストケースとテストシナリオは、1:1)が作成されます。
  4. 作成したテストシナリオを「TAD:テスト情報登録」へ取り込むことができます。
テスト仕様書は通常EXCELで作成していますが、CTSを使うことによってどんなメリットがありますか?
次のメリットがあります。

  1. テスト仕様書に関する全ての情報が、DBに登録され一元管理されます。テスト仕様書をEXCELで作成していると、人手の操作に依存していることになり、どれが最新のものか混乱するケースが発生し信頼性に欠けますが、DBに登録されているものはトラブルが少なく信頼できます。また、テスト仕様書を作成・利用する関係者間で確実に情報共有できます。
  2. テスト仕様書をEXCELで作成すると操作性はEXCEL頼りになります。CTSを使用するとテスト仕様書作成するために必要で最適な操作を使用して作成でき効率的です。
  3. 作成したテストシナリオから、TAD(テスト情報登録)へ自動変換できるため、自動テストに必要な操作を軽減できます。
テストケースを、システム別(テスト定義別)、機能別、機能詳細別に分類することは分かりますが、さらにグループ別にする事由はなぜですか?
操作の流れにしたがってクループ別にしています。
処理が途中で分岐するケースがある場合には、分岐するケースごとにグループ分けした方がテストケースの内容を把握しやすいためにグループ分けします。また、正常系処理と異常系処理をグループ分けするケースもあります。
テストケースを自動テストするケースと手操作でテストするケースがありますが、どのように分類し管理しますか?
テストケースを登録するときに、そのテストケースは自動テスト対象か手動テスト対象か登録します。

  1. 自動テストでテストするテストケースについて: テストシナリオから「TAD:テスト情報登録」へ操作、データ、シナリオが自動変換されて登録され、自動テストが実施されます。自動テストの結果(証跡など)はサーバ側に転送され、テスト管理で管理されます。
  2. 手動テストでテストするテストケースについて: テストケースやテストシナリオは作成されますが、「TAD:テスト情報登録」へは変換されません。テストシナリオにしたがって手操作でテストした結果(証跡)を手操作でテスト管理のテストケースに紐付け操作をして管理します。